STORY
服を作る際にどうしても出てしまう端切れや余った布があります。
これらは通常お金を支払って業者が引き取り、焼却されていきます。
良い服を作れば作るほど、残反は増えていき環境負荷がかかってしまう。
この残反ストックの山をどうにかできないかと見せていただいたのがこのプロジェクトが始まるきっかけとなりました。
余った小さな布のかけらの使う場所や目的を変えていくことで良い循環のサイクルを生み出すことを目的に両者で色々と思考を巡らせ、生活雑貨と子どものアパレルとしてアウトプットしていく事に決めました。
ただ捨てられてCO2を排出するだけだったものが生活を彩っていく。
小さなステップかもしれませんが、私達はこの積み重ねがよりよい社会を実装してくれると信じています。
私達の縫製工場はパンツを得意としています。余った生地はタフなものが多く、派手な生地も少ないです。
なので雑貨の方は使い方があまり限定されないような汎用性のあるようスタンダードなものを目指しています。
人それぞれに使っていただけるといいなと思っています。
そしてこのキッズファッションについて。
(自分が)こんなパンツ欲しかった!を実現しています。なかなかこのシルエットを出しているキッズパンツは無いのでは?ぜひ皆さんに履いてほしいです。
プロダクトのモチーフグラフィックを担当したのが現在イギリス在住のグラフィックデザイナーのAi Yuasaさん。
多様に見えるモチーフのグラフィックがプロダクトを彩ってくれています。
ブランド名のlittle pieceは
ペツェッティーノというレオ・レオニ作の絵本の英題から授かりました。
私達はこの絵本が描いている世界をこのプロジェクトを通して実現したいと考えています。